加齢黄斑変性症

4月20日(木)加齢黄斑変性症の最先端の治療について、今活躍されておられる先生方が症例と、ディスカッションをされる勉強会、AMD Expert Meetingが夜 開催されました。加齢黄斑変性症に対しての治療法はこの2,3年でようやく確立して参りました。6,7年前には、治療法がなかったこの病気。現在iPSの臨床応用も待たれますが、現在では、眼の中で何らかの炎症が原因で、VEGF(血管成長因子)が産生されることで、おこるということが分かっています。それに抗うために、抗VEGF因子を眼内に投与(注射)することで治療するのですが、一回の投与で改善することは少なく、大方は、何度も注射をすることが必要になります。(薬のお値段も大変高価ですので、経済的な負担も大変なものになります。)
今回の勉強会では、加齢黄斑変性症の治療がこの抗VEGFの注射である昨今で、もう一つの方法であるPDT(光線力学療法)をどの時点でいれていくべきか、というNEST 治療 に対してのディスカッションが、名古屋市立大 准教授 安川 力先生、弥生病院 渡辺五郎先生 と、安間眼科 菊池雅人先生、(名古屋大学時代の同期の)名古屋大 片岡恵子先生、福岡大学筑紫病院 准教授 大島裕司先生 という最先端医療に関わる先生方によって行われました。
実際の診療の症例提示と、どの時点でどのような治療が行われたか、どのような治療がなぜその時選択されたかという検討がなされました。PDTは、現在 施設基準、そして、眼科専門医のなかでも施行資格が求められる治療です。施設が限定され、また、治療後の注意点があるため、学会、勉強会、また、その現場にいる医師とのコミュニケーションがなければ、なかなか触れられない実際の治療を勉強するのに参加させていただけて、大変良かったです。そして、どのような場合に 高度医療機関に患者様をお願いするべきか、大変勉強になりました。また、明日からの診療に反映したいと思います。

2017年4月28日 | カテゴリー : 勉強会 | 投稿者 : 上社眼科院長