久しぶりのブログ更新となりました。(院長より)最近のコロナ感染対応や私自身の手術加療向上のための研鑽、眼周囲の疾患の勉強会、研鑽など、また、当院の患者様へのコロナ対応等で滞っていました。申し訳ございません.

今回、ヘルシー名古屋 名古屋市医師会より、発行されている患者様向けの冊子(リンクはこちら→ヘルシー名古屋 膵臓編)の最新版で、①膵臓について と ②アイフレイル について特集されていましたので、ご紹介したいと思います。

(フレイル;とはご加齢や、ご病気で弱くなった状態のことです。最近、この言葉が、皆様に浸透して来たことを感じておりますが、(抗加齢医学会の研修会でも、7,8年前より盛んに聞いておりました。)最近では、驚くことに、眼科でも「アイフレイル」という言葉が出てきました。面白いですね^^)

そして、私は、医師であるので、膵臓ガンの恐ろしさは知っていますが、意外と胃、腸、肝臓、心臓、腎臓、等は有名なのですが、膵臓ガンは、星野誠一さん、千代の富士さんで有名となりましたが、一般の患者様には、なじみがないのかな、とふんわりと感じていました。コロナという大変な時期を迎え、いろいろな方の状況があまり直接伺い知れない中、今年、私の知り合いの方の関わる方が、3,4人膵臓ガンでお亡くなりになりました。このような悲しい思いを皆様にしていただきたくないので、ちょうど、この特集がされたので、皆様に是非ご一読いただきたいと思い、ご紹介いたしたいと思います。

アイフレイルについては、白内障、緑内障等をベースとしておきることが多いため、全然何も症状がなくても、是非、アイフレイルチェックリストを一度是非おためしください。人生老眼と半分お付き合いです。眼の位置の異常や、さまざまなことにより、快適に使えない(ものを見るのにいつもストレスを感じて疲れてしまう)事がおこりますので、一度少しでも感じてらっしゃる方は、御受診をお勧めいたします。

最後に、以前より、皆様には、できるだけ健康寿命を延ばし、そして、ピンピンコロリで人生を終えていただきたいという観点で、早期発見、早期治療を皆様にしていただきたい、と思ってやみません。

私自身は、眼科ですから、眼科専門医の立場より、皆様の目の健康を守りたい。そして、眼の立場からも体の健康も大切と思っております。その立場より、早期のガン(膵臓ガン、乳がん、等含む)、認知症、脳梗塞などのリスクマーカーを自費ですが、血液検査という簡便にできるツールを当院に入れております。そして、ただ、検査をするのみではなく、異常値がでたら、そして、症状等に応じては、直接その専門の先生(信頼できるベテランの連携病院、連携医師)をご紹介いたします。

もし、ご心配で検査をうけたいというときは、ご予約が必要な場合もありますので、一度、当院にお問い合わせをいただけますと幸いです。また、症状に思い当たります方は、是非この機会に消化器内科等を御受診いただきますようお願い申し上げます。

上社眼科