手術

手術にあたり大切にしていること
大事な目の手術ですから、最初から不安を感じることなく手術を受けていただける方はほとんどお見えになりません。上社眼科では、患者様の大きな不安を少しでも払拭できるよう、手術前に豊富な症例経験をもとに、じっくり時間をかけてご説明いたします。また、不安なことやご質問などがあれば、小さなことでも構いませんので遠慮なくご相談ください。

手術実績
開院した2016年からの累計手術数です。(2026年9月現在)
| 眼科外来手術(翼状片手術、眼瞼下垂手術、硝子体注射 他) | 1,200件 |
| レーザー手術(網膜光凝固術、SLT) | 50件 |
上社眼科の手術内容 一覧
眼科外来手術
- ●霰粒腫(さんりゅうしゅ)
- ●翼状片手術
- ●まぶたのたるみとり(眼瞼下垂手術)も行います
- ●保険でのいぼとりも対応しております
(目のキワも対応可能です。ご相談ください)

<眼科外来手術の例>

翼状片手術
翼状片が角膜に侵入して、ある程度成長すると、角膜がゆがんでしまうため、乱視ができ、そのせいでピントを合わせようとしても像がぼやけたりします。翼状片が被った角膜は、にごりが出て、たとえ被りを取ったとしても取れません。早めの手術をおすすめします。当院では翼状片手術の際、翼状片を取るのみでなく、異常組織が再度角膜に侵入しないように再発を防ぐため結膜をつかって、防波堤のようなものをつくって、結膜を強膜(眼球の一番堅い壁)に縫い付けています。手術後抜糸するまでの1週間程度はその糸で大変ごろごろしたり、目やにが出たりしますが、抜糸後は、日常生活が送れます。(お酒も抜糸後はOK!)


まぶたのたるみとり
まぶたがたるむと視野が狭くなります。その結果、視野を取り戻そうとおでこに力を入れて眉を持ち上げます。結果的に視野を確保するために余計な筋肉を使うため、頭痛・肩こり・腰痛が起こります。まぶたがたるむ(眼瞼下垂)の原因は実は老化だけではありません。物理的な刺激で容易にたるむこと知られています。
- まぶたをこする癖(花粉症、メイク落としなど)
- コンタクトレンズの長期着用


眼瞼下垂手術の治療方法
★ 瞼の上の皮膚をとる方法/眼瞼挙筋短縮術(+皮膚とり)
目を開けるための筋肉である眼瞼挙筋を強化し、まぶたを開きやすくし、二重にもなる治療法です。
日帰りで手術が可能です。洗顔や洗髪、入浴は手術の直後から可能です。
抜糸は通常1週間前後で、抜糸の翌日から傷を避けてメイクもできます。
アルコールやサウナは1~2週間は控えて下さい。
症例はこちら
眼瞼下垂手術の流れ

1
まぶたにデザインスティックをあてて、手術後の目のデザインを決めます。


2
実際の切開線(二重のライン)を決めます。


3
実際の手術を行います。


4
手術後、腫れを抑えるため冷やします。


5
実際の手術後の状態をきちんと確認します。


6
帰宅時、血がにじまないよう、軽くガーゼをあてます。
★手術後はしっかりと泡洗顔を行っていただきます。入浴は可能です。
特にお酒は1~2週間控えていただきます。
★ 今後眉間のしわ等ができないようにしたい場合
ボトックス治療が有効です。

他の治療もご覧ください
レーザー手術
外来で受けられるレーザーの器械による手術です。点眼麻酔をし、目の上にレンズを乗せて座って行います。
糖尿病網膜症など網膜の血流が低下する病気や、網膜剥離のように網膜がはがれてしまう病気、緑内障、後発白内障手術が可能です。

<レーザー手術の一例>

緑内障レーザー(SLT)
目詰まりしている線維柱帯にレーザーを照射し、フィルター部分の目詰まりを解消させることで房水の流れを改善します。そうすることで、眼圧を朝から寝てるときまで安定して目薬1個分さげることができるSLTというレーザーが出ました!!目薬を忘れてしまいがちな方、妊娠を望んだり、妊娠中の方、目薬でのアレルギーや副作用で差しにくい方に朗報です!!
効果はおおよそ80%の方にありますが、眼圧を下げるだけでなく、眼圧が安定する効果があります。
また、効果は1~10年と幅があり、平均3年効果があると言われています。 線維柱帯が悪くなるのを防ぐ効果があり、若い人には特にお薦めしたい治療です。
緑内障のタイプによっては適応とならない事もありますが、一度、医師にご相談ください。


レーザー手術の流れ
手術の前日までにくわしく診察を行います。合わせて、虹彩の状態、網膜や視神経など他の組織や角膜の細胞数、角膜の形状などを調べます。
手術をしても問題がないようであれば、手術日を決めます。
(基本的にご都合のよい日を選んでいただけますが、すでに予約があるなど、ご希望に添えない場合もございます。)
手術当日の流れ

1
ご来院
指定の時間にご来院ください。(※車を運転してのご来院は控えてください。)
手続きをしていただき、当日のスケジュールを確認します。
手術当日に体調がすぐれない方は、無理をせずにお申し出ください。


2
手術前の検査・点眼
隅角という目の前の方の端にレーザーをあてるため、人によっては瞳孔を小さくする目薬(縮瞳剤)を入れます。(頭痛が起こることもあります)


3
手術開始(10分程)


4
手術後(15分後)
手術により、眼圧が上がっていないか確認します。


5
術後1週間後Check
★手術に伴う生活の制限はありません。

網膜光凝固術(レーザー治療)

網膜光凝固術は、網膜にレーザーを照射し、病気の進行や重い合併症を防ぐための治療です。
レーザーを網膜の必要な部分に照射すると、小さな「凝固斑」ができます。この凝固によって、網膜の異常な部分を処置し、網膜剥離の進行を防いだり、血流が悪くなった網膜から起こる新生血管や出血などを抑えたりします。

網膜裂孔・網膜剥離
網膜に裂け目(網膜裂孔)ができた場合、その周囲をレーザーで凝固して網膜を固定し、網膜剥離への進行を防ぎます。

糖尿病網膜症
糖尿病によって網膜の血管が障害されると、網膜に血液や酸素が十分に届かない部分が生じます。そのまま進行すると新生血管ができ、硝子体出血や網膜剥離を起こすことがあります。レーザーによって虚血した網膜を処置し、新生血管や出血などの合併症を予防します。

網膜静脈閉塞症
網膜の血管が詰まると、出血や網膜のむくみ、血流不足が起こります。血流障害が強い場合には新生血管が生じることがあるため、レーザーによってその発生や合併症を予防します。
網膜光凝固術は、視力を直接回復させるというより、病気の進行や将来の重い合併症を防ぎ、大切な視機能を守るための治療です。
病気の種類や網膜の状態によって、レーザーを照射する場所や範囲、回数は異なります。多くの場合、点眼麻酔を使用して外来で行います。

YAGレーザー治療(後発白内障)
白内障手術では、濁った水晶体を取り除き、その代わりに「眼内レンズ」を入れます。その際、眼内レンズを支えるために、水晶体を包んでいた薄い袋(水晶体嚢)の一部を残します。
手術後、数か月から数年たって、この袋の後ろ側にあたる後嚢が濁ることがあります。これを「後発白内障」といいます。
後発白内障になると、白内障手術によって一度よく見えるようになった目が、再び「かすむ」「まぶしい」「視力が低下した」などの症状を感じることがあります。

YAGレーザーによる治療
後発白内障に対しては、YAG(ヤグ)レーザー後嚢切開術を行います。
YAGレーザーで濁った後嚢の中央部分に小さな窓を開けることで、光が再び網膜までしっかり届くようになり、かすみや視力低下の改善が期待できます。
硝子体注射
硝子体注射は、最近になって眼科で行われるようになった治療法ですが、現在ではかなり多く行なわれています。当院では年間100件ほど打っています。


適応疾患
- 加齢黄斑変性症
- 糖尿病網膜症に伴う黄斑浮腫
- 網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫
- 強度近視による脈絡膜新生血管 など
これらの疾患はVascular Endothelial Growth Factor=VEGF(血管内皮増殖因子)が、網膜内の毛細血管から漏れ出し、新生血管の増殖や黄斑浮腫を引き起こし視力低下を来しています。
抗VEGF硝子体内注射はこのVEGFの働きを抑える薬剤を眼内に注射することにより病気の進行を抑制する治療法です。
抗VEGF薬による治療は、一旦症状がよくなっても、再発することもあります。気が付かないうちに症状が進行して視力が低下したり、見えにくい範囲が広がったりするのを防ぐためにも、定期的な検査と治療が大切です。
当院では、視力検査、眼底検査などを定期的に行いながら、患者様の状態に適した治療スケジュールで行っています。

硝子体注射の方法


注意点など
硝子体注射は、注射後の注意点を守ってさえいれば比較的自由に日常生活をすることができます。
しかし、眼内への処置である以上、感染症の危険は非常に低いですが、白内障手術や硝子体手術と同程度の確率で生じます(約2000分の1程度)。
注射前後に説明をしますので順守して下さるようお願いいたします。
