
緑内障サプリ

白内障サプリ

黄斑サプリ

近視サプリ

ドライアイサプリ

若返りサプリ

抗酸化サプリ

免疫サプリ

血管サプリ

認知症予防サプリ




メディカルサプリとは

世の中には、大変多くの栄養補助食品(サプリメント)があふれています。しかし、医師が薦められる栄養補助食品は実はとても少ないのです。
当院で扱うメディカルサプリは、きちんとした段階・手順・公平性のもとに医学的研究がなされ、成分の出どころや高い純度が保証されており、なおかつ結果を伴っているものです。
メーカーによっては、これからご紹介する栄養補助食品と同じ成分のものを、お求めやすい価格で販売している場合もあります。しかし、同じ成分であっても、その出どころと抽出物、濃度は異なることをご理解ください。私たち医師がお薦めできるのは、本当に厳選したものだけになります。(医療機関指定のみ販売としてメーカーより提供されているものもあります。)
オキュバイトプリザービジョン2

米国で行われた臨床研究に基づき、高用量のビタミン・ミネラルに加え、ルテイン、さらにゼアキサンチンを適量配合したサプリメントです。日本人に適した栄養摂取量に基づき製造されていますので、安心して服用できます。
このサプリメントが、加齢黄斑変性症の発症遅延、進行予防に効果があるということは、各眼科学会や眼科医会でも認められ、紹介されています。
片目が加齢黄斑変性症になってしまった方、前駆病変を抱えている方に、特にお勧めしています。
オキュバイト50+

50歳からの加齢黄斑変性症を予防したい方、網膜の加齢性変化を少しでも防ぎたい方にお勧めのサプリメントです。上記オキュバイトプリザービジョン2と同じ会社が製造しています。オメガ-3脂肪酸(EPA・DHA)とルテインがひとつになったサプリメントです。
抗酸化作用をもつビタミンE、Cと亜鉛をベースに、オメガ‐3脂肪酸(EPA、DHA)とルテインを配合しています。日本人に適した成分・用量を吟味し、原材料を厳選して国内で製造しています。内容量は60粒です。(約1ヶ月分)
上記2商品は、医療機関のみが取り扱う栄養補助食品です。
黄斑サプリ(オプティエイドML)
『オプティエイドML MACULA』は、主成分のルテインのほかにゼアキサンチン、ビタミンC、ビタミンE、亜鉛、銅など、毎日の健康維持に大切な成分を配合した複合サプリメントです。
ルテインには、加齢により減少する網膜の黄斑色素量を維持し、コントラスト感度(色の濃淡を判別する視機能)を改善することが報告されています。米国で行われた加齢眼疾患の大規模臨床試験で抗酸化ビタミン(ビタミンE、C、β-カロテン)と亜鉛を摂取することにより、リスクの高い人が、加齢黄斑変性を発症するリスクを低減させることがわかりました。また、その後の報告においてβ-カロテンをルテイン、ゼアキサンチンに置き換えることにより、さらなるリスク改善が期待できることがわかりました。


ルテインやゼアキサンチンは、加齢や喫煙、紫外線を浴びることにより減少しますが、体内で作ることができないため食事からの摂取が必要になります。ルテインはほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれ、ゼアキサンチンはトウモロコシ、オレンジなどに多く含まれていますが、食事だけで十分な量を毎日摂取するのは大変です。
食事で足りない分をサプリメントで補って、いつまでも健康な目を保てるよう心がけるのも病気予防の一歩です。
各成分を含む食品の代表例



目の健康維持に効果があるといわれるルテインを20mg含んだサプリメントです。白内障、疲れ目をケアしたい方にお勧めです。抗酸化成分であるビタミン、ミネラルも含まれています。
サンテルタックスのルテインは、マリーゴールドの花びらから抽出し精製・結晶化した、人間(ヒト)の体に存在するものと同一の高品質なルテインを原材料として使用し、崩壊遅延防止ソフトカプセル「F-CAPS」(特許技術)を採用しています。また、健康補助食品GMP※の認定を受けた工場で製造・管理しています。
※厚生労働省のガイドラインに基づいて、その指導機関が製品の品質と安全性の確保を目的に定めた基準です。
抗酸化サプリ(アスタリール)
アスタリールに含まれるアスタキサンチンは、トマトのリコピンやニンジンのβカロテンに含まれるカロテノイドの一種です。ダメージから体を守る赤い色素として、サケ・エビ・カニなどの海洋生物にも存在しています。眼精疲労の改善や動脈硬化の予防、疲労回復などに効果がある成分で、目の奥や脳など栄養が届きにくい細部にまで入り込むことができます。
近年では、アスタキサンチンの強い抗酸化作用が、さまざまな疾病予防に有用性を発揮すると報告されています。
アスタリールのアスタキサンチンは、ヘマトコッカス藻という藻類から生成、製品化したものです。ヘマトコッカス藻のアスタキサンチン含有量は、地球上で最大といわれています。
※「アスタリール」は医療機関のみで取り扱っています。
※パッケージは変更になることがあります。

アスタキサンチンの健康効果
・眼精疲労を改善する効果
・眼疾患の予防効果
・強力な抗酸化作用
・動脈硬化を予防する効果
・メタボリックシンドロームの予防効果
・筋肉の疲労を軽減する効果
・美白・美肌効果

アスタリールに含まれるアスタキサンチンは、トマトのリコピンやニンジンのβカロテンに含まれるカロテノイドの一種です。ダメージから体を守る赤い色素として、サケ・エビ・カニなどの海洋生物にも存在しています。
近年では、アスタキサンチンの強い抗酸化作用が、さまざまな疾病予防に有用性を発揮すると報告されています。
アスタリールのアスタキサンチンは、ヘマトコッカス藻という藻類から生成、製品化したものです。ヘマトコッカス藻のアスタキサンチン含有量は、地球上で最大といわれています。
※この製品は医療機関のみで取り扱っています。
グラッシュビスタ®

上まつ毛の長さ、豊かさ(太さ)、濃さを改善する外用薬です。まつ毛の不足でお悩みの、「睫毛貧毛症」(しょうもうひんもうしょう)の患者様に処方しています。
※患者様に発毛可能な毛包が存在しない場合には、効果が得られないことがあります。
アイシャンプー

まつ毛の根元をケアするクレンジング料です。
皮脂や落としきれなかったアイメイクをきれいに洗浄し、目を炎症などのトラブルから守ります。
目の健康を考えてつくられたクレンジング料ですので、毎日安心して使えます。
免疫サプリ(ビタミンC・D)
エイジングケアに必要といわれているビタミンC・Dを 高濃度に含んだ高品質のサプリメントです。
ビタミンDは、カルシウムの吸収促進で骨粗しょう症予防に役立つことは知られていますが、近年の研究によって、免疫細胞の活性化に関わっていることがわかってきています。また、ビタミンCは抗酸化作用による動脈硬化・老人性白内障予防効果やコラーゲンの合成促進作用の他に、血管・皮膚・粘膜・骨の健康維持を助け、免疫増強に役立つと言われています。
※注文には医療機関コードが必要な為、診療時にお問い合わせください。


エイジングケアに必要といわれているビタミンC・Dを
高濃度に含んだ高品質のサプリメントです。
※注文には医療機関コードが必要な為、診療時にお問い合わせください。
緑内障サプリ(サンテグラジェノックス)
『サンテ グラジェノックス』は、点眼薬メーカーの「参天製薬」から発売された、成分の含有量にこだわった高品質なサプリメントです。
一般的なサプリメントと異なる点は、「医師が紹介するサプリメント」として発売されていることで、当院でも、眼の健康を守りたいという方にお勧めしています。
『サンテ グラジェノックス』は、抗酸化作用に加え、血流・血管に対する作用や神経保護作用も認められている松樹皮エキス・ビルベリーエキスが配合されたサプリメント(栄養補助食品)です。特に、眼圧の下降効果、網膜の血流促進効果などが報告されており、緑内障の予防や進行抑制、眼精疲労といった効果が注目を集めています。

松樹皮エキス 「ピクノジェノール」

ビルベリーエキス 「ミルトセレクト」

緑内障を患う患者様は、失明への不安を常に抱えていますので、点眼薬と併用していただくことで、少しでも前向きに治療に取り組んでいただけるものと考えております。緑内障の治療は、一生続けていかなければならないので、視神経の弱そうな方や、緑内障の予備群と思われる方にはお勧めのサプリメントです。
また、松樹皮エキスは、眼以外での作用も数多く報告されていますので、関節痛や更年期障害、アンチエイジング、美肌効果など様々な効果が期待できます。
松樹皮エキスとビルベリーエキスの有用性


「ピクトジェノール®(松樹皮エキス)」と「ミルトセレクト®(ビルベリーエキス)」を配合した栄養補助食品です。緑内障治療のサポートを目的に開発されました。
ピクトジェノールには、活性酸素の除去作用や網膜の保護作用などの報告があります。ミルトセレクトには、細動脈血管の血流改善を示唆する作用、炎症や酸化ストレスに対する作用などの報告があります。
白内障サプリ(サンテ®ウェルビジョン)
『サンテ ウェルビジョン』は白内障が気になる方、老視が気になる方、眼精疲労に悩んでいる方にお勧めのサプリメントです。
このサプリメントは植物のトウビシから注出される「ヒシ果皮ポリフェノール」と、マリーゴールドに含まれる「ルテイン」という栄養成分を配合して作られています。ヒシ果皮ポリフェノールは抗糖化物質であるガロタンニン類、エラジタンニン類などを含有したポリフェノールで、加齢に影響を及ぼすといわれている「糖化」を抑える働きがあり、ルテインは眼の水晶体や網膜に存在し、眼などの健康を維持するためにとても効果の高い栄養成分です。



眼(特に水晶体)の老化には「酸化」と「糖化」が関係していると言われています。
「糖化」とは身体の中で糖質とタンパク質が結びつきAGEs(終末糖化産物)が生まれる=「コゲること」、「酸化」とは活性酸素が過剰に増え、酸化ストレス状態となる=「サビること」と表現されますが、この2つが結びつくことにより細胞に炎症や障害が引き起こされ老化が促進される可能性が高まると言われています。眼においては水晶体の混濁や硬化の発生に繋がり、見えづらさや疲れ目等の原因となります。眼の老化に着目し、抗糖化成分(ヒシ果皮抽出物)と抗酸化成分(ルテイン)を高容量配合したサプリメントが『サンテウェルビジョン』です。


また、眼だけでなく全身のアンチエイジングにも効果が期待されており、お肌のハリツヤ維持等、美容目的で継続して使用される方も多いそうです。
『サンテウェルビジョン』に含まれる主な成分は体内で合成できないため、日々の食事を通じて摂取することが大切ですが、充分に食事で摂取できない場合はこのサプリメントで補うことが可能です。ご興味のある方はお気軽にお尋ねください。

目などのエイジングに着目して開発されたルテインとヒシ果皮ポリフェノールを配合した高品質なサプリメントです。 ルテインは緑黄色野菜に多く含まれる、抗酸化物質であるカロテノイド の一種です。目の水晶体や網膜に存在し、目などの健康を維持しています。 ヒシ果皮ポリフェノールは抗糖化物質であるガロタンニン類、エラジタンニン類などを含有したポリフェノールです。
認知症サプリ(フェルラ酸含有サプリ)
フェルラ酸は、認知症への効果が期待されている成分で、植物の細胞壁に含まれているポリフェノールの一種です。
アルツハイマー型認知症の発症には、アミロイドβという脳内でつくられるたんぱく質の一種が大きく関わるといわれています。アミロイドβの脳内への凝集を遅らせることが、アルツハイマー型認知症予防のカギです。埼玉医科大学総合医療センター研究部の研究結果によると、アミロイドβの沈着を減らすにはフェルラ酸の投与が有効とのデータがあり、アルツハイマー型認知症の予防に効果があると考えられています。
フェルラ酸は。米や麦などの穀物の他、コーヒーやリンゴ、ピーナッツにも含まれていますが、十分な含有量とは言えません。食事から摂ろうとしても、茶碗1杯の白米につき、わずか6mgしか摂取できません。最も含有量が多いと言われている米ぬかであっても毎日継続して摂取するのは大変ですが、サプリでの摂取であれば効率よく、無理なく続けることが可能です。
フェルガード100Mは 2017年に日本認知症予防学会より認知症の予防効果が期待できるサプリとして初めて認定されました。


アルツハイマー型認知症の発症には、アミロイドβという脳内でつくられるたんぱく質の一種が大きく関わるといわれています。アミロイドβの脳内への凝集を遅らせることが、アルツハイマー型認知症予防のカギです。
埼玉医科大学総合医療センター研究部の研究結果によると、アミロイドβの沈着を減らすにはフェルラ酸の投与が有効とのデータがあります。
そこで、アルツハイマー型認知症の予防には、フェルラ酸をサプリメントとして摂取することで、効果が得られると考えられています。
近視サプリ(クリアビジョンジュニアEX)
『クリアビジョンジュニアEX』は「クロセチン」を7.5mg配合したお子様用近視抑制サプリメントです。
「クロセチン」はクチナシの果実やサフランに含まれる黄色の天然色素で、お子様の近視進行の抑制効果があると言われており、治験では約20%の進行抑制効果を認めました。 詳しくはこちら
すぐに結果はでないため、6か月くらい飲み続けることが必要です。近視が良くなるわけではなく、進行しますが、その進行の程度を抑制する効果が期待されています。



また「クロセチン」は他のカロテノイドに比べて体内に素早く吸収されるのが特徴で、これまでの研究から、近視の進行抑制に加えて目の疲労回復の促進、肌のシミやくすみの軽減、睡眠の質の改善などに効果があることが分かっています。
国内外の研究者が「クロセチン」に注目しており、様々な研究が行われています。
6才から服用でき、味は無味無臭の小粒なソフトカプセルです。
ソフトカプセルを飲み込むのが難しいお子様にはドーナツ型のチュアブル「ロートクリアビジョンジュニア」をお勧めします。
1粒にクロセチン2.5㎎を含有のブルーベリー味のチュアブル錠です。
※「クリアビジョンジュニアEX」は「クリアビジョンジュニア」よりも多く「クロセチン」を含むサプリです。


クロセチンは近視の進行を抑える働きがあります。
他のカロテノイドに比べて体内に素早く吸収されるのが特徴で、これまでの研究から、近視の進行抑制や目の疲労回復の促進、肌のシミやくすみの軽減、睡眠の質の改善などに効果があることが分かっています。
このクロセチンを含むお薬として、ロート製薬社が開発した商品がロートEXです。
ドライアイサプリ(オプティエイドDE)
ドライアイ治療はこれまで点眼中心で行われていましたが,最近はサプリメントによる全身介入も取り入れられています。
「オプティエイドDE」は涙液に着目したサプリメントで乳酸菌やω脂肪酸であるEPAとDHAや、目に良いとされているルテイン、亜鉛、ビタミンC、Eなどが配合されています。乳酸菌は善玉菌として消化器官に存在していますが、涙液分泌促進、抗酸化活性、整腸作用が報告されていて、腸内環境を整えることで涙液分泌を促す効果が期待されています。ドライアイの男女40名に8週間このサプリメントを飲んでもらったところ、涙液分泌量の増加と自覚症状の改善があったと報告されています。


涙液に着目したサプリメント。乳酸菌やω脂肪酸であるEPAとDHAや、目に良いとされているルテイン、亜鉛、ビタミンC、Eなどが配合されています。乳酸菌は善玉菌として消化器官に存在していますが、涙液分泌促進、抗酸化活性、整腸作用が報告されていて、腸内環境を整えることで涙液分泌を促す効果が期待されています。ドライアイの男女40名に8週間このサプリメントを飲んでもらったところ、涙液分泌量の増加と自覚症状の改善があったと報告されています。
若返りサプリ(レスベラトロール)
抗酸化作用を持つポリフェノールの一種で、赤ワインに含まれる成分です。黒ぶどうの種や皮のほか、ピーナッツの薄皮などに含まれます。
カロリー制限などによって活性化する長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子SIRT1)をレスベラトロールは活性化する作用があると言われています。
また、SIRT1には寿命延長以外の作用として、血糖値を下げるインスリンの分泌促進作用や、糖や脂肪の代謝改善作用、神経細胞を守り記憶や行動の制御作用なども知られています。
しかしながら、グラス一杯の赤ワインに含まれるレスベラトロールの量は極わずかで、効果を得るためには1日にボトル100本前後飲まなくてはならないため、赤ワインでサーチュイン遺伝子を活性化するのは非現実的です。そのためサプリなどでレスベラトロールを効率よく摂取することをおすすめします。
※パッケージは変更になることがあります。

血管サプリ(オメガ3)
「オメガ3(オメガ3脂肪酸)」とは、魚油に含まれているDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)や、エゴマや亜麻種子などの植物油に含まれているα-リノレン酸などの不飽和脂肪酸の総称のことです。血管を柔らかくして加齢による動脈硬化を抑制することが期待されています。DHAやEPAをはじめとする「オメガ3脂肪酸」は人間の体内ではほとんど合成できないため、食事などから摂取するほかありませんが、魚が体によいことはわかっていてもなかなか摂取することができない方など、不足しがちなオメガ3を効果的に摂取するにはサプリがおすすめです。
※パッケージは変更になることがあります。
オメガ-3には下記の健康効果が知られています。
・血流を改善する効果
・生活習慣病を予防する効果
・脳や神経に対する効果

漢方とは

現在処方されている漢方の薬は長い年月をかけて効能が確かめられたものです。
西洋薬とちがい、すぐに効果を出す、というよりも、身体全体の改善を伴いながら症状を緩和していきますので、身体に無理なく服用することができます。
漢方薬も医薬品の一種

漢方薬は、2千年におよぶ臨床治験の集大成です。
また、ひとつの成分で作られることが多い西洋医学の薬に比べて、漢方薬はさまざまな成分(生薬)を配合してつくられ、本来からだが備えている免疫能力などを、体質改善をしながらじっくり回復させることを得意としています。
その為未病や、身体をととのえるのに大変適しています。
そのため、漢方薬には、「1剤でさまざまな症状に効く」「慢性疾患にも対応できる」という特徴があります。
最近では、漢方薬も西洋医学の薬では対応しにくい病気や症状にも有効だという認識が医師の間でも広まっています。
科学的な検証も実施

一般の医療機関での需要拡大にともなって、医師の”経験”に頼るところが大きかった漢方薬でも、その有効性について科学的な研究が進められています。
臨床試験によって効き目の有効性、副作用や安全性の客観的な調査が行われています。
漢方のこと、もっと教えて!
エキス製剤と煎じ薬の違い

生薬をお湯で煮だして服用するのが煎じ薬、一定の条件を満たした薬液からエ
キスを乾燥させて顆粒などの製剤にしたものがエキス製剤です。
エキス製剤は煎じ方によるバラつきがないため品質の均一性が保たれ、1 回分ずつアルミパックに包装されています。
漢方薬の飲み方

漢方エキス剤はお茶やコーヒー、牛乳などで飲むと互いの成分と反応して、漢方薬の効き目が弱まってしまうことがありますので、基本的には水か白湯で飲むようにします。
医師や薬剤師の指導によって漢方薬を白湯に溶かして飲む場合もあります。
漢方薬を飲むタイミング

服用のタイミングは、通常、食前または食間といわれています。
ただし、飲み忘れてしまった場合は食後に飲んでも構いません。服用回数は1日2、3回など患者さんによって違います。
医師や薬剤師の指導に従うようにしましょう。
漢方薬の保存方法

漢方薬は、天然成分で作られています。できるだけ変質を防ぐために、直射日光を避け、冷暗所で保管するようにしましょう。
また、一般的に流通している漢方エキス剤のほとんどは顆粒状なので、湿気を嫌います。
通常、顆粒のエキス剤は1回分ずつアルミパックで個包装され、湿気は入り込みにくくなっていますが、湿度の高い場所での保管はなるべく避けたほうがよいでしょう。
また小さな子どもがいる家庭では、誤って口に入れないよう、手の届かない場所に置くようにしましょう。