近視リスクを遺伝子検査で早期発見
近視の発症には遺伝要因と環境要因の両方が関与していると言われています。
遺伝子は遠い祖先から受け継がれているものですので、両親が近視でなくとも受け継いだ遺伝子の中に近視になるものが含まれていることがあります。それが、たまたま隠れていて近視になっていないこともありますし、強い近視の子供の場合、祖父母、曾祖父母に強度近視の方がいる可能性もあります。昔のことなので、よくわからないという方もいらっしゃることと思いますが、最近では、近視に関わる様々な遺伝子を解析して、近視発症の遺伝リスクを判定することができるようになりました。
近視に関するご自身の遺伝的な体質を知りたい方やご両親の両方あるいはどちらかが近視で将来が心配という方にはお奨めの検査と考えます。また近視発症の遺伝的なリスクを知ることは、早めの眼科受診や生活習慣改善の必要性を再認識するきっかけにもなると考えます。
被検者ご本人が口の中を専用の綿棒で擦り、同意書とともに郵送すると、約1か月程度でご自宅に判定結果が届きます。当院で検査キットをお買い求めいただけますので、気になるという方は是非一度ご相談ください。
遺伝子検査キット:¥13,200円(税込) ※検査結果の説明を希望される方は別途¥2,200(税込)がかかります。